あたまのなかにあるイメージを
絵に描きおこしてほしい
そんなオーダーをいただきました。
instagramを通じてご仲良くなった猫ちゃんが
この春、お空の住人となり…
その猫ちゃんへ捧げるイラスト、でした。
イメージは、こう。
あるお天気の日の午後、
商店街に
チーズケーキ屋さんのとなりの鰹節屋さんがあって
その向かいの電信柱のしたで待ち合わせしてる
お友達猫ちゃんのことを、迎えに行くシーン。
「準備できた?」
「うん!鰹節やさんとチーズやさんの向かいの電信柱のところで待ってるね」
「わかった!向かうねー♪」
絵は2Lサイズ
ご依頼主さんの猫ちゃんは、
待ち合わせにガーベラのお花を持って向かっています。
***
ご依頼をいただく時点で
一番泣いちゃったかもしれない。
その日、ちょうどセリアでお買い物してて
メッセージいただいて…
あふれる涙を落ち着かせようと
人のいない陳列棚のほうへ移動したっけ…
突然へのお別れへの戸惑いと
また会えるよねって希望を
優しい気持ちと
懐かしい愛で包んで。
一枚の絵の中に
想いと愛とを、ぎゅっととじこめて
描かせていただきました。
絵をお贈りしたあと、
わたしの中には、
お話の続きがあって。
だから、もうワンカット。
「おまたせ!はいどうぞ!」
「わぁ!ステキ!」
「たまには、こんなサプライズも、ね♪」
ご依頼主さん、お届け先さん
双方へのサプライズとして
もう一枚、描かせていただきました。
想う世界はこれからも広がるから。
オーダーありがとうございました。